くせ毛の原因は4つ

なんで、私の髪ってくせ毛なんだろう??

くせ毛の原因がイマイチよくわからん。。

そんな方のためにくせ毛の原因を4つご紹介します(^^)

目次

くせ毛の原因は毛穴の歪み
くせ毛の原因は毛髪内部のタンパク質のバランスの偏り
くせ毛の原因はダメージによる髪の空洞化
くせ毛の原因はドライヤーやアイロンの熱によるタンパク変性

まとめ

くせ毛の原因は毛穴の歪み

髪が濡れても伸びないタイプのクセは、毛穴の歪みが原因と言われています。

くせ毛の毛穴には4種類あり、実はクセが出る髪は毛根の形から違うんですよね(^^;)

くせ毛の毛穴4種類

1.波状毛(はじょうもう)=ウェーブ状の髪

日本人に一番多いタイプのくせ毛だと言われています。

波打つように大きくうねるのが特徴で、人によってうねりの強さや大きさは違います。

クセが弱ければ縮毛矯正ではなく、ストレートパーマで伸ばせる場合があります。

2.捻転毛(ねんてんもう)=不規則にねじれた髪

1本の髪がところどころねじれていて、髪1本を触ったときにザラつきを感じます。

クセの出方は人によって違いますが、ハネたり広がったりする原因になっている場合もあります。

3.縮毛(しゅくもう)=チリチリに縮れた髪

毛根が半円を描いて曲がっているため、細かく縮れた毛が生えてくるのが特徴です。

クセが強くて扱いづらいので、縮毛矯正をする場合が多いです。

4.連珠毛/連球毛(れんじゅもう/れんきゅうもう)=デコボコした髪

日本人にはあまり少ないですが、1本の髪に球が連なったようなデコボコが見られるのが特徴です。

細くなった部分は切れやすいので、注意が必要です。

それと、くせ毛は毛穴の歪みだけが原因ではなく、毛穴に溜まった皮脂が汚れの原因で発生することもあります。

なので、シャンプーするときは頭皮をしっかり揉みこむように洗い、汚れを残さないようにしてくださいね(^^)

ついでに、髪の毛が傷む原因についてはこちらの記事を参考にしてみてください☆

「髪の毛が傷む原因とは」

30代から40代なってくると、生え際の髪にクセが出始めることがあります。

原因としては、頭皮のたるみにより生え際の毛穴が圧迫されて歪んでしまうからです。

そこで、頭皮のたるみを減らすために「頭皮ケア」が大切になってくるんです(^^;)

頭皮ケアにはシャワーヘッド美顔器がおすすめです。

合わせてこちらの記事もどうぞ(^^)

「シャワーヘッド美顔器についてはこちら」

あと、頭皮ケアでできることは「頭のマッサージ」も効果的ですよ(^^)

頭のマッサージをすることで、頭皮のたるみを減らして抜け毛を減らしたり、質の良い髪の毛にしてくれます。

頭皮はお顔と一枚皮で、目やアゴの筋肉ともつながっています。

そのため、疲れやコリが溜まりやすくそのまま放置してしまうと頭皮が血行不良になり、髪に栄養を届ける毛細血管の働きが鈍くなってしまいます。

簡単な頭皮マッサージの方法

①頭頂部をほぐす。

頭頂部を指の腹でつかみ、押し上げるように揉む。

②後頭部を押す。

親指を首の付け根にあてて、右親指は左目にむかって、左親指は右目にむかって押し込むように揉むと効果的です。

③側頭部をほぐす。

手のひらで側頭部を包み、円を描くように揉む。

☆頭皮マッサージ機を使いたい方はこちらを参考にしてみてください(^^)


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【ドイツIFデザイン賞受賞】 breo の頭皮マッサージ機


アートネイチャーの頭皮マッサージ機


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くせ毛の原因は毛髪内部のタンパク質のバランスの偏り

毛髪内部のタンパク質のバランスが偏っていると、湿気に弱いタイプのクセになると考えられています。

髪の90%はオルソコルテックスとパラコルテックスいう2種類のタンパク質でできています。

直毛の場合は、2種類のタンパク質が均一なのに対し、くせ毛の場合はバランスが偏っています。

オルソコルテックスは水分で膨らみやすいタンパク質で、パラコルテックスは水分で膨らみにくいタンパク質です。

くせ毛は湿気に弱いイメージですが、実は直毛でも水分は吸うんですよ(^^)

ただ、直毛はタンパク質に偏りがないので、まっすぐ膨らみます。

くせ毛の場合は、2種類のタンパク質に偏りがあるので、膨らむとよりクセが強まります。

なので、くせ毛を抑えるにはタンパク質を補給して吸水性を均一にすることが重要になります。

「くせ毛の原因はダメージによる髪の空洞化」

もともと直毛の人がくせ毛になる場合があります。

それは、カラーやパーマを何回か繰り返しているうちに、ダメージによる髪の空洞化が原因だと言われています。

髪の毛の外側にはキューティクルという硬い膜があって、髪の内側にあるタンパク質や色素が流れていかないようにフタをしてくれる役割があります(^^)

カラーやパーマを繰り返していくことでダメージが蓄積され、キューティクルが壊れると髪の内側からタンパク質が流れ出てしまい、髪の内部が空洞化してしまい水分を吸いやすいため、それがうねりやハネに繋がってしまいます。

じゃあ、ダメージの蓄積によるくせ毛を防ぐにはどうすればいいの??

それは、アミノ酸などやさしい洗浄成分のシャンプーを使ったり、タンパク質を補給するトリートメントこまめにしたり、日頃からのセルフケアが重要になってきます。

☆くせ毛におすすめなシャンプーはこちらを参考にしてみてください(^^)


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ロレアル くせ毛用ノンシャンプー


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☆くせ毛におすすめなトリートメントはこちらを参考にしてみてください(^^)


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くせ毛の原因はドライヤーやアイロンの熱によるタンパク変性

熱のよるタンパク変性についてみていきましょう!

実はアイロンやコテの熱だけでなく、毎日のドライヤーによる熱もくせ毛の原因になっている場合もあります。

濡れた髪に60度以上の熱を加えると、タンパク変性(髪の火傷)が起こり、髪は柔らかさを失ってしまいます。

その状態のときに髪がねじれてコテで巻いたりすると、うねった状態で固定されてクセになります。

目玉焼きが生卵に戻らないように、タンパク変性によるダメージ毛やくせ毛は元に戻りません。。

毎日のドライヤーの使い方とアイロンの温度設定などを見直してみるといいかもしれませんね(^^)

ドライヤーやアイロンの温度とは?

髪にあてる時間や設定で温度は変わりますが、

・ドライヤーの温風:100℃~140℃

・アイロンの温度:80℃~230℃

になると言われています。

タンパク変性がおきる温度の目安

・湿度70%の髪:70℃

・乾いた髪:180℃

・湿度90%の髪:55℃

タンパク変性を防ぎやすいドライヤーの使い方

・ドライヤーの前に髪をはさむようにタオルドライする。

・ドライヤーの送風口と髪は10センチ以上離す

・ドライヤーは常に動かし、同じ場所に温風をあて続けない。

・髪が8~9割乾いた時点で温風で乾かすのを終了する。

・仕上げに冷風に切り替えて、キューティクルを引き締める。

アイロンの温度は120℃~150℃くらいが好ましいと言われていますので、参考にしてみてください(^^)

私が実際に仕事で使っていて良いなと思うドライヤーとアイロンもご紹介しているので、よろしければこちらも合わせてお読みください(^^)

美容師がオススメする人気のドライヤー

まとめ

・くせ毛の原因は毛穴の歪み

・くせ毛の原因は毛髪内部のタンパク質のバランスの偏り

・くせ毛の原因はカラーやパーマのダメージによる髪の空洞化

・くせ毛の原因はドライヤーやアイロンの熱によるタンパク変性